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UXエンジニアのやる事について考えてみた

今週は、お仕事で、決まった要件に対して実装ストーリーをひたすら作っていくという作業をやってて、その中で浮かんできた疑問を質問したり、提案したりというのをメインにやってきた。

これって、昔の呼び方でいう「SE」のやることなんだろうけど、視点を少し変えると「UXエンジニア」のやることなのかもと思っている。

実装タスクに落とし込む際に、その機能毎に実際にアプリを操作するイメージをして、ユーザーの状態、操作、異常発生時・・・について検討されていないケースになったときに、処理を入れなくても良いか、インタラクションが必要か、メッセージを表示するか、戻る事ができるか・・・などを実装前の段階からUX観点での提案をする事で、「言われてみれば」というようなものがあれば、リリースまでに反映する事ができる。

もちろん、「実装タスク」なのである程度実装イメージがついていないといけないので、その技術に対する知見もある程度必要なので「エンジニア」が実施する範囲になる(実際に作りきれるとよいけど、全部をカバーするのは厳しいと思うので、作るイメージまでで良いと思う)

ただ、やってる事って、テスト分析にも近いので、テストエンジニアのやる事とも言える。つまり、UXエンジニアのやる事にテストエンジニアのやる事が内包されているのかもしれない。

UXエンジニアといえば、インタラクションの実装だったり、設計だったりというイメージがなんとなくあったが、UI要素が強いから、何か違う感を感じてたので、広い意味を持つ「UX」の範囲で一つ言語化できた気がする。

まあ、「UX」言うなっちゅう話もありますが。