ハイブリッドアプリを作ってみる(1)〜ハイブリッドアプリとは〜
プロジェクトでハイブリッドアプリを作る事になった。
ハイブリッドアプリの開発には前々から興味はあって、「IonicかReact Nativeか」みたいな情報収集を少しやっていたくらいで、実際に作った事はなかった。
毎日調査の連続で、見えていない穴がいろいろありそうな予感はありつつ、穴は埋めていけば良いという事で、毎日を刺激的に過ごさせてもらってます。
というわけで、何回続くかもよくわかりませんが、ハイブリッドアプリに関しても少しずつメモを残していこうと思います。
ハイブリッドアプリとは
スマートフォンで動作する「アプリ」といえば、iPhone/iPad(以下iOS)だと「App Store」からダウンロードできるもの、Androidだと「Google Play」からダウンロードできるものです。
これらのアプリは、それぞれ専用言語で開発されます。
そのため、iOSとAndroidで両方アプリを出したいと思うと、双方の言語で開発する必要があります。 この専用言語で開発されたものを(「ハイブリッドアプリ」に対して)「ネイティブアプリ」と呼ばれたりしています。
「ハイブリッドアプリ」は、1つのソースコード(ワンソース)で開発されたiOS/Androidのアプリです。
それぞれの専用言語の知識はほぼ使わないため、ある意味、最近話題の「ノーコード」に近い概念になるかもしれません。
ワンソースで開発されたアプリは、実際に端末にインストールさせるために、各OSの専用言語に変換して、「ネイティブアプリ」のようになります。
ハイブリッドアプリは、いろいろな手法があるのですが、今回は私が普段開発で使っている「JavaScript」を主体としたWeb開発の技術を使って開発を行っていきます。
次回は、Web開発の技術に加えてどういったツールが必要なのかをメモしていきます。