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日々のアウトプット場所。

「UX JAM in OSAKA 03」に参加してきました。

2020/01/16(木) に「UX JAM in OSAKA 03」に参加してきました。
参加にあたり、抽選となる人気ぶり。

uxmilk.jp

 

 

一部ですが、感想だったり、いいなと思った事を現時点でアップロードされている資料とともに書き残します。

未来から「バックキャスティング」しようと思った話
株式会社エイチームフィナジー|UXデザイナー|植田 一貴さん

note.com

未来から仮説を立てて、それを1つ1つテストして、未来に近づいて行こうという内容で、目標を立てて行動していくことの重要性をわかりやすく認識できました。紹介されていた「失敗こそクリエイション」の内容も併せて読みましたが、「未来は自ら自分に歩み寄ってこない」「自分から触れた接点が未来へ繋がっていく」というスライドがとても印象的でした。

 

アクセシビリティおじさんのUXやっていき宣言
株式会社アナグラムワークス|CKO/シニアテクニカルディレクター|小畑 タカユキさん

「UXはチームで取り組むもの」というワードは、このイベント全体を通して一番印象に残っています。良いUXをプロダクト・サービスで提供するためには、1人で「UX」言っていてもおそらく浸透もしなければ、目的も達成できないのと、この「UX」という言葉自体すごくふわふわしたものなので、議論だったり、確認だったりするための仲間は必要だなと思っていたので、非常に共感しました。

UXの話をするときUXってワードは禁止する!
クックビズ株式会社|エンジニア|馬場 良太さん

プロダクトを作る際、「これってUX的に悪くない?」といった話があがりがち。さっきも書いたけど「UX」という言葉がふわふわしたものなので、「UX」という言葉のUXが悪い()。

少なくともUX軸で議論する際の「U」は一体誰なのかを念頭に入れた上で話をしないといけないと思ったし、議論が平行線になる場合は、「この場合の"U"って誰でしたっけ」って問いかけた方がよさそう。

User Testing Tryout 2020
株式会社ラプラスシステム|ソフトウェアエンジニア|梅景 晃平さん

speakerdeck.com

 

ユーザビリティテストはちょっと前に自分も経験をまとめたものをスピーチしてきたのですが、やってた時はもやもやが残る事が多く、その一つが「思考発話法」できちんと意見を拾えているのかどうかだった。そんな中、こちらのセッションで「日本人は発話しながら操作するという事が苦手」というお話が聞けて、附に落ちた感がありました。

自己効力感とブレイクスルーを生みだすUX価値探索
株式会社i-plug|UX/UIデザイナー|村治 泰広さん

speakerdeck.com

カスタマージャーニーの「AS-IS」と「TO-BE」を考える時に非現実的な「TO-BE」になってしまっていないかという問いは、レビュー時に必ず挟んだ方が良さそうだなと思いました。理想はそうかもしれないが、そのペルソナは本当にそのジャーニーを歩むかどうか今一度考えるステップが必要そう。

また、ペルソナを考えたときに、表面的なところ(印象)だけで判断しがちだけれども、欲求というものはとても深く表面的に見えないところまで探れないと、本当のニーズにはたどり着けないと言うのも納得。一度インタビューするだけでは得られないので、ビジネス的にどうやってたどり着くのかは試行錯誤が必要そう。

UX系のイベントは久しぶりの参加でしたが、今年はUXエンジニアとしての自己定義をしていくと決めた年でもあるので、良い刺激になりました。今年は機会作って参加していこうと思います。ついでなんで、UXやっていき宣言のハッシュタグをつけて、今年の抱負をつぶやきましたw